WEB予約

WEB
予約

LINE予約

LINE
予約

トピックス

あざの保険治療

健康保険証、乳児医療証、子ども医療証のイラストです。

健康保険証、乳児医療証、子ども医療証のイラストです。あざ・シミのレーザー治療が格段の進歩を遂げています。
現在では、多くの疾患が保険適応となっています。乳児医療証、子ども医療証も利用できます。自己負担0割の場合は、治療費の負担なく治療が可能です。
現在、保険適応のある疾患は、太田母斑(青あざ)異所性蒙古斑(青あざ)扁平母斑(茶あざ)外傷性色素沈着症毛細血管奇形(単純性血管腫)(赤あざ)乳児血管腫(いちご状血管腫)(赤あざ)毛細血管拡張症です。
扁平母斑を除いたものは、当院で、保険での治療が可能です。扁平母斑については、トピックス「扁平母斑(茶あざ)の治療」をご参照ください。

レーザーの機種により、保険で治療可能な回数に制限のあるものもありますが、当院で採用している「ピコ秒レーザー」キャンデラ Picoway、「Vビームレーザー」キャンデラ VビームIIは、いずれも、治療回数に制限はありません。
他院で、治療回数の制限により、治療を中断されている場合も、当院で継続して保険での治療が可能ですのでご相談ください。

色素性母斑(母斑細胞母斑)(黒あざ)は、保険適応がありませんが、リーズナブルな料金設定で、治療を提供しています。

ピコ秒レーザー

ピコ秒レーザーの写真です。

ピコ秒レーザーの写真です。色素疾患治療用レーザー装置として、「ピコ秒レーザー」キャンデラ PicoWayを採用しています。
照射時間が、ピコ秒(10-12秒)単位のレーザーを「ピコ秒レーザー」と言います。
これまでは、照射時間が、ナノ秒(10-9秒)単位の「Qスイッチレーザー」が主流でした。照射時間を短くして、ピークの照射出力を上げると、副作用の少ない皮膚の深くまで届く治療が可能となります。技術の進歩により、「ピコ秒レーザー」が登場しました。当院では、最新の「ピコ秒レーザー」を導入しています。

また、作用機序として、「Qスイッチレーザー」は、光熱作用(レーザーの熱によりあざを破壊する。)が主体でしたが、「ピコ秒レーザー」は、加えて、光音響作用(レーザーの力学的作用により破壊する。)が加わりました。光音響作用は、刺青(いれずみ)の色素に強くはたらき、刺青(いれずみ)の治療効果が、飛躍的に向上しています。従来効果の出にくかった色にもはたらき、少ない治療回数での治療が可能となりました。

刺青(いれずみ)以外でも、「ピコ秒レーザー」は、従来のレーザーと比較して、副作用の原因となる皮下の空胞化形成(皮膚の下に空洞ができること)が少なく、痂皮(かさぶた)ができにくいため、従来と同等かそれ以上の効果のある治療が、少ない副作用、ダウンタイムで可能となっています。

太田母斑(青あざ)異所性蒙古斑(青あざ)扁平母斑(茶あざ)色素性母斑(黒あざ)などのあざ、老人性色素斑(シミ)脂漏性角化症(隆起のあるシミ)などのシミ、黒子(ほくろ)などで使用します。

Vビームレーザー

Vビームレーザーの写真です。

Vビームレーザーの写真です。「Vビームレーザー」は、米国キャンデラ社の血管病変、赤あざを治療するダイ(色素)レーザーという種類のレーザーです。従来、ダイレーザーは、照射時に皮膚で熱が発生し、熱傷(やけど)になってしまい瘢痕(傷あと)を残してしまうことがありました。
それを防ぐために、「Vビームレーザー」には、DCD(Dynamic Cooling Device)と呼ばれる皮膚冷却システムが装備されています。レーザー照射する直前に冷却ガスが一定量出て、照射部位を冷やしてから、レーザーが照射されます。
照射部位には、従来通りの熱が発生しますが、冷たい温度から、やけどにならない温度までしか上がらなくなり、安全に治療することが可能になりました。
また、冷却されていることにより、従来より出力を上げて治療できます。世の中の多くのは、「安全」または「強い」のどちらかの選択になりますが、「Vビームレーザー」は、「安全」かつ「強い」治療が可能です。

以前に、乳児血管腫(いちご状血管腫)において、治療しないで経過観察した場合と、ダイレーザーによる治療を行った場合の治療後の状態を比較した臨床研究がありました。結果は、治療しない方が良いという衝撃的なものでした。ただし、これは、皮膚冷却システムがない古いレーザーでの結果でした。
その後、皮膚冷却システムを装備したレーザーで、同様の調査をしたところ、レーザー治療をした方が良いという結果となりました。
現在でも、皮膚冷却システムを装備していない機種で治療しているところもありますが、熱傷による瘢痕(傷あと)を残すことがありますので、「Vビームレーザー」以外は、絶対に照射してはいけません。

乳児血管腫(赤あざ)の統合治療

乳児血管腫(いちご状血管腫)(赤あざ)のイラストです

乳児血管腫(いちご状血管腫)(赤あざ)のイラストです乳児血管腫(いちご状血管腫)に対して、プロプラノロール内服治療とレーザー治療の統合治療を行っています。
2016年、乳児血管腫治療薬プロプラノロールのシロップ製剤(商品名ヘマンジオルシロップ小児用)の製造販売が承認されました。
プロプラノロールは、以前からあった循環器系の治療薬で、高血圧、狭心症、不整脈等に使用されます。乳児血管腫を持つ患者さんに、循環器系の薬として投与されたことより、偶然に、乳児血管腫に効果があることが発見されました。
作用機序は、明らかではありませんが、プロプラノロールの血管収縮作用、細胞増殖抑制作用、血管新生抑制作用などが関与すると考えられています。

内服薬ですが、循環器系の薬剤で、重篤な副作用を認めることがあり、厳重な管理の下、投薬する必要があります。空腹時を避けて経口投与し、患者の状態に応じて投与量を調節する必要があります。
臨床試験では、30%程度の患者に副作用が認められました。主な副作用には、末梢冷感、下痢、睡眠障害、悪夢などがあり、重大な副作用では、低血圧、そのほかの循環器系症状、低血糖、気管支痙攣などが報告されています。
副作用を認めるため、内服をするかどうかは、慎重に判断する必要があります。眼周囲の血管腫による視性刺激遮断弱視の可能性、血管腫の圧迫による気道閉塞、外耳道閉鎖、出血を伴う潰瘍形成、広範囲な血管腫等が、プロプラノロール内服治療の適応となります。

当院では、慶應義塾大学病院との連携で、プロプラノロール統合治療を行います。
プロプラノロール内服治療を、適応の判断を含めて、慶應義塾大学病院で行い、レーザー治療を当院で並行して行います。

扁平母斑(茶あざ)の治療

扁平母斑(茶あざ)のイラストです

扁平母斑(茶あざ)のイラストです最新の「ピコ秒レーザー」による治療を無償で提供しています。
従来の「Qスイッチルビーレーザー」には、扁平母斑に保険適応がありましたが、当院で採用している最新の「ピコ秒YAGレーザー」には、残念ながら、扁平母斑に保険適応がありません。

保険適応はありませんが、扁平母斑に対しても、副作用の少ない「ピコ秒レーザー」での治療をお勧めしています。「ピコ秒レーザー」は、従来のレーザーと比較して、同等かそれ以上の効果を期待でき、レーザー照射時に生じる副作用が少ないのが特長です。皮下の空胞化形成(皮膚の下に空洞ができること) が少ないため、痂皮(かさぶた)ができにくく、将来にのこる副作用が少ないと言われています。

保険診療と自費診療を併用する混合診療は禁止されています。自費診療を受けてしまうと、今後保険での診療ができなくなり、通常保険でできる治療も自費扱いになってしまいます。このことを踏まえ、当院では自費診療にならない、無償での治療トライアルを提供します。1回目の治療(面積10cm2まで)に限り、無償で治療します。ご自身で、効果、副作用に関してご確認していただき、今後の治療方針をご検討していただければと思います。

自費で継続する場合の料金は、リーズナブルな料金設定をしています。

お子様のあざの治療 ご家族へお願い

お子様とご家族の笑顔のイラストです

お子様とご家族の笑顔のイラストですご家族の方へお願いです。お子様を来院させるとき、「ばい菌さんを取りに行こうね。」とか、「ばっちいところをきれいきれいしようね。」、そういう表現はしないであげてください。
あざのレーザー治療は、進歩しましたが、すべてのあざを完全に除去することはできません。そのあざは、お子さんが一生抱えていくものです。
それを、「ばい菌さん」とか「ばっちい」とは、言わないでください。
「いちごさん、パチンパチンして欲しいと言ってるよ。行ったら喜ぶよ。」そんな風に話しかけてあげて欲しいと思っています。
お子様の将来に続く笑顔が見られるように、治療に取り組みます。

老人性色素斑(シミ)の治療

老人性色素斑(シミ)のイラストです

老人性色素斑(シミ)のイラストです「ピコ秒レーザー」の登場により、ダウンタイムは、従来より少なくなりました。「ピコ秒レーザー」は、従来のレーザーと比較して、皮下の空胞化形成(皮膚の下に空洞ができること)が少なく、痂皮(かさぶた)ができにくいのが特長です。

老人性色素斑(シミ)の治療には、いくつかの方法があります。いわゆる「レーザー治療」(高出力照射によるメラノサイト破壊治療。広くピコスポットとも呼ばれています。)の他に、ダウンタイムがほとんどない「ピコ トーニング」、ダウンタイムの少ない「ピコ トリプル」、「ピコ フラクショナル」などがあります。
当院では、ダウンタイムはありますが、治療効果の確実な、通常の「レーザー治療」をお勧めしています。治療後には、1週間程度の保護用テープ等の貼付が必要になります。ダウンタイムはありますが、通常、1回の治療でシミの除去ができます。

他院での「ピコ トーニング」や、「ピコ フラクショナル」で、シミが思うように取れていない。 「ピコ スポット」、とくに、「シミ取り放題」で、シミが残っているという方は、是非、当院での治療をお試しください。「ピコ スポット」と、一言で言っても、照射条件には大きな違いがあります。効果と副作用を見極めながら条件設定をしないとシミは取れません。控えめな条件では、シミは取れません。
当院での治療は、以下の手順を踏みます。段階を経て、シミを治療します。いきなり「シミ取り放題」はしません。

レーザー治療は、副作用として、色素沈着、色素脱失 等を生じる場合があります。副作用には個人差がありますので、はじめは、いちばん濃い部分を小面積のみ治療します。結果を確認し、問題ないようでしたら、そのほかの濃いシミ、さらにそれも問題ないようでしたら、顔面全体の薄いシミへと進めます。安全を確認しながら、しっかりとした治療を行います。

面積の小さいものは、面積料金で対応しますが、面積の大きい場合には、上限料金を設定しています。顔面全体のシミを、上限料金で治療することができます。治療は、6ヵ月以内であれば、分割治療可能です。はじめは、小さい範囲を面積料金で治療し、上限料金の範囲に移行するときは、差額でお受けします。

ご希望により、ダウンタイムがほとんどない「ピコ トーニング」、ダウンタイムの少ない「ピコ トリプル《キャンデラ PicoWay トリプル》」、「ピコ フラクショナル Resolve Fusion 532nm」による治療も可能です。ご相談ください。

ピコ トリプル《キャンデラPicoWayトリプル》

ピコ トリプルの治療に使用されるピコ秒レーザーの写真です。

ピコ トリプルの治療に使用されるピコ秒レーザーの写真です。キャンデラ社のPicoWayによる「ピコ トリプル」。
フォトフェィシャル等に代わるピコ秒レーザーによる全顔治療です。
シミ、ソバカス、肝斑に対して、ダウンタイムの少ない全顔治療が可能です。
ガーゼ、テープの貼付は必要ありません。

老人性色素斑(シミ)の治療には、いくつかの方法があります。シミをしっかり取るには、いわゆる「レーザー治療」(高出力照射によるメラノサイト破壊治療)をお勧めします。通常1回の治療でシミの除去ができますが、1週間のテープ貼付が必要です。
お仕事等で、ダウンタイムは絶対不可という方もいらっしゃると思います。そのような方にお勧めするテープ不要、お化粧可能な治療です。
「レーザー治療」後の、良い状態のメンテナンスにもお勧めします。

「キャンデラPicoWay」というレーザー機器のトップメーカー、米国キャンデラ社のピコ秒レーザーを使用した治療です。世界最短パルス幅を誇るキャンデラ社のPicoWayだけで実現できる治療です。他社のピコ秒レーザーで行う「ピコ トリプル」とは異なります。

3種類の波長のレーザーを、3種類の照射方法で照射します。1か月間隔で、3回程度の照射で、改善を確認できます。皮膚への負担が少ないので、継続して治療することも可能です。ダウンタイムの少ない治療で、治療後に、発赤を生じますが、通常、痂皮形成はありません。ガーゼ、テープは不要で、洗顔、お化粧は、当日より可能です。

(1) 波長730 nmのレーザーで、全顔面をスポット照射します。キャンデラ独自の波長730nm、照射時間246ピコ秒の照射です。世界最短パルス幅の照射時間で、痂皮形成のない「強い」治療が可能です。他社の他のハンドピースによる「弱い」照射とは異なります。

(2) 波長1064nmのレーザーで、弱い出力で面照射します。「ピコ トーニング」と呼ばれる照射方法です。肝斑部位にも照射可能です。

(3) 波長532nmのResolve Fusionハンドピースで、フラクショナル照射します。「ピコ フラクショナル」呼ばれる照射方法です。シミに効果のあるキャンデラ社独自のフラクショナルハンドピースで、シミの改善効果のあるフラクショナル照射をします。リジュビネーション(若返り)にも効果があります。

波長730 nmのハンドピース、波長532nmのResolve Fusionハンドピースは、キャンデラ PicoWayだけにあるもので、他のピコ秒レーザーでは、この治療はできません。いずれも、シミへの効果で、日本の国内薬事承認を取得している安心の機器です。

他社の「ピコ トリプル」との違いをご確認ください。

刺青(いれずみ)の治療

刺青(いれずみ)の治療に使用されるピコ秒レーザーの写真です。

刺青(いれずみ)の治療に使用されるピコ秒レーザーの写真です。刺青(いれずみ)は、レーザーで除去することができます。「ピコ秒レーザー」の登場により、その治療効果は大きく改善しました。ピコ秒単位の短い照射時間の照射により、従来の光熱作用(レーザーの熱によりあざを破壊する。)に加え、光音響作用(レーザーの力学的作用により破壊する。)による破壊が可能になりました。従来よりも少ない回数での治療が可能です。

当院の「ピコ秒レーザー」キャンデラ PicoWayは、3波長のレーザーを照射するとことができます。532nm、730nm、1,064nmの3波長です。黒はいずれの波長でも反応しますが、黄、赤は、532nm、青、緑は、730nmの波長に反応します。従来治療することの難しかった色にも対応できます。
刺青(いれずみ)は、傷を作って色を皮膚に入れているため、色が除去できても、傷あとが残る場合があります。入れている色素の性状、深さにより、除去できないこともあります。

面積ごとのリーズナブルな料金を設定しています。はじめに、治療希望する範囲、全体の料金を決定させていただきます。6ヵ月以内は、分割治療が可能です。分割して治療するときは、最初は、最初に治療した面積に相当する料金、次に、残りを治療するときはその差額で対応します。3回以上の分割も同様です。1日に治療できる面積の上限は、180cm2です。

削るレーザー「CO2(炭酸ガス)レーザー」を併用する方法もあります。 刺青の色素を、周囲の肌色の組織ごと削り取って、治療回数を減らそうというものです。直接、色素を除去する効果と、残っている色素へレーザーを到達しやすくする効果があります。削った分だけ皮膚は薄くなり、色素までの距離が短くなります。
皮膚を削るとき、浅く削れば、比較的きれいに治癒しますが、深く削るとやけどのような目立つ傷跡になってしまいます。深く削ることはお勧めしません。
皮膚の表面を削りますので、刺青刺入時の瘢痕の改善にも効果があります。