シミのレーザー治療・全顔のシミ治療
老人性色素斑(シミ)の治療

「ピコ秒レーザー」の登場により、ダウンタイムは、従来より少なくなりました。「ピコ秒レーザー」は、従来のレーザーと比較して、皮下の空胞化形成(皮膚の下に空洞ができること)が少なく、痂皮(かさぶた)ができにくいのが特長です。
老人性色素斑(シミ)の治療には、いくつかの方法があります。いわゆる「レーザー治療」(高出力照射によるメラノサイトを破壊する治療)の他に、ダウンタイムがほとんどない「ピコ トーニング」、ダウンタイムの少ない「ピコ トリプル」、「ピコ フラクショナル」などがあります。
当院では、ダウンタイムはありますが、治療効果の確実な、「レーザー治療」をお勧めしています。治療後には、1週間程度の保護用テープ等の貼付が必要になります。ダウンタイムはありますが、通常、1回の治療でシミの除去ができます。
他院での「ピコ トーニング」や、「ピコ フラクショナル」で、シミが思うように取れていない。
「ピコ スポット」、とくに、「シミ取り放題」で、シミが残っているという方は、是非、当院での治療をお試しください。「ピコ スポット」と、一言で言っても、照射条件には大きな違いがあります。効果と副作用を見極めながら条件設定をしないとシミは取れません。控えめな条件では、シミは取れません。
当院での治療は、以下の手順を踏みます。段階を経て、シミを治療します。いきなり「シミ取り放題」はしません。
レーザー治療は、副作用として、色素沈着、色素脱失 等を生じる場合があります。副作用には個人差がありますので、はじめは、いちばん濃い部分を小面積のみ治療します。結果を確認し、問題ないようでしたら、そのほかの濃いシミ、さらにそれも問題ないようでしたら、顔面全体の薄いシミへと進めます。安全を確認しながら、しっかりとした治療を行います。
面積の小さいものは、面積料金で対応しますが、面積の大きい場合には、上限料金を設定しています。顔面全体のシミを、上限料金で治療することができます。治療は、6ヵ月以内であれば、分割治療可能です。はじめは、小さい範囲を面積料金で治療し、上限料金の範囲に移行するときは、差額でお受けします。
ご希望により、ダウンタイムがほとんどない「ピコ トーニング」、ダウンタイムの少ない「ピコ トリプル《キャンデラ PicoWay トリプル》」、「ピコ フラクショナル Resolve Fusion 532nm」による治療も可能です。ご相談ください。
ピコ秒レーザー

色素疾患治療用レーザー装置として、「ピコ秒レーザー」キャンデラ PicoWayを採用しています。
照射時間が、ピコ秒(10-12秒)単位のレーザーを「ピコ秒レーザー」と言います。
これまでは、照射時間が、ナノ秒(10-9秒)単位の「Qスイッチレーザー」が主流でした。照射時間を短くして、ピークの照射出力を上げると、副作用の少ない皮膚の深くまで届く治療が可能となります。技術の進歩により、「ピコ秒レーザー」が登場しました。当院では、最新の「ピコ秒レーザー」を導入しています。
また、作用機序として、「Qスイッチレーザー」は、光熱作用(レーザーの熱によりあざを破壊する。)が主体でしたが、「ピコ秒レーザー」は、加えて、光音響作用(レーザーの力学的作用により破壊する。)が加わりました。光音響作用は、刺青(いれずみ)の色素に強くはたらき、刺青(いれずみ)の治療効果が、飛躍的に向上しています。従来効果の出にくかった色にもはたらき、少ない治療回数での治療が可能となりました。
刺青(いれずみ)以外でも、「ピコ秒レーザー」は、従来のレーザーと比較して、副作用の原因となる皮下の空胞化形成(皮膚の下に空洞ができること)が少なく、痂皮(かさぶた)ができにくいため、従来と同等かそれ以上の効果のある治療が、少ない副作用、ダウンタイムで可能となっています。
太田母斑(青あざ)、異所性蒙古斑(青あざ)、扁平母斑(茶あざ)、色素性母斑(黒あざ)などのあざ、老人性色素斑(シミ)、脂漏性角化症(隆起のあるシミ)などのシミ、黒子(ほくろ)などで使用します。
ピコ トリプル《キャンデラPicoWayトリプル》

キャンデラ社のPicoWayによる「ピコ トリプル」。
フォトフェィシャル等に代わるピコ秒レーザーによる全顔治療です。
シミ、ソバカス、肝斑に対して、ダウンタイムの少ない全顔治療が可能です。
ガーゼ、テープの貼付は必要ありません。
老人性色素斑(シミ)の治療には、いくつかの方法があります。シミをしっかり取るには、いわゆる「レーザー治療」(高出力照射によるメラノサイト破壊治療)をお勧めします。通常1回の治療でシミの除去ができますが、1週間のテープ貼付が必要です。
お仕事等で、ダウンタイムは絶対不可という方もいらっしゃると思います。そのような方にお勧めするテープ不要、お化粧可能な治療です。
「レーザー治療」後の、良い状態のメンテナンスにもお勧めします。
「キャンデラPicoWay」というレーザー機器のトップメーカー、米国キャンデラ社のピコ秒レーザーを使用した治療です。世界最短パルス幅を誇るキャンデラ社のPicoWayだけで実現できる治療です。他社のピコ秒レーザーで行う「ピコ トリプル」とは異なります。
3種類の波長のレーザーを、3種類の照射方法で照射します。1か月間隔で、3回程度の照射で、改善を確認できます。皮膚への負担が少ないので、継続して治療することも可能です。ダウンタイムの少ない治療で、治療後に、発赤を生じますが、通常、痂皮形成はありません。ガーゼ、テープは不要で、洗顔、お化粧は、当日より可能です。
(1) 波長730 nmのレーザーで、全顔面をスポット照射します。キャンデラ独自の波長730nm、照射時間246ピコ秒の照射です。世界最短パルス幅の照射時間で、痂皮形成のない「強い」治療が可能です。他社の他のハンドピースによる「弱い」照射とは異なります。
(2) 波長1064nmのレーザーで、弱い出力で面照射します。「ピコ トーニング」と呼ばれる照射方法です。肝斑部位にも照射可能です。
(3) 波長532nmのResolve Fusionハンドピースで、フラクショナル照射します。「ピコ フラクショナル」呼ばれる照射方法です。シミに効果のあるキャンデラ社独自のフラクショナルハンドピースで、シミの改善効果のあるフラクショナル照射をします。リジュビネーション(若返り)にも効果があります。
波長730 nmのハンドピース、波長532nmのResolve Fusionハンドピースは、キャンデラ PicoWayだけにあるもので、他のピコ秒レーザーでは、この治療はできません。いずれも、シミへの効果で、日本の国内薬事承認を取得している安心の機器です。
他社の「ピコ トリプル」との違いをご確認ください。
レーザー フェイシャル

ロングパルス アレキサンドライト レーザー(キャンデラ GentleMax Pro Plus)を使用した、シミ、そばかすに対する全顔治療です。
ダウンタイムの少ない治療です。
ガーゼ・テープの貼付は必要ありません。
老人性色素斑(シミ)の治療には、いくつかの方法があります。シミをしっかり取るには、いわゆる「レーザー治療」(高出力照射によるメラノサイト破壊治療)をお勧めします。通常1回の治療でシミの除去ができますが、1週間のテープ貼付が必要です。
お仕事等で、ダウンタイムは絶対不可という方もいらっしゃると思います。そのような方にお勧めするテープ不要、お化粧可能な治療です。
ピコ トリプル《キャンデラ PicoWay トリプル》と並ぶ、全顔治療のもう一つの選択肢です。
キャンデラ GentleMax Pro Plusは、脱毛と色素疾患に効果のあるレーザーです。シミ、そばかすに対する効果に加えて、うぶ毛の脱毛に効果があります。
アクティブなにきびに対しても効果があります。
毛穴開大、スキン タイトニング、リジュビネーションに効果があります。
* トピックス「ピコ トリプル《キャンデラ PicoWay トリプル》」も、ご参照ください。