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網目状静脈瘤
クモの巣状静脈瘤
「下肢静脈瘤」に伴う「網目状静脈瘤」、「クモの巣状静脈瘤」は、ロングパルスYAG レーザーによる治療が可能です。 青色や赤色の細かい「網目状」、「クモの巣状」の血管が皮膚に透見されるものを、「網目状静脈瘤」、「クモの巣状静脈瘤」といいます。 「下肢静脈瘤」に伴わず、単独で生じる場合もあります。 「下肢静脈瘤」の太い血管の治療は、血管内レーザー焼灼術が行われるようになり、身体的負担が少なくなりました。 ただし、血管内レーザー焼灼術では、皮膚表面の細かい「網目状」、「クモの巣状静脈瘤」を治療することができません。 「網目状」、「クモの巣状静脈瘤」は、ロングパルスYAG レーザーの皮膚照射による治療が可能です。 「網目状静脈瘤」、「クモの巣状静脈瘤」には、硬化療法を行うこともありますが、痛みが強く、傷あとや色素沈着を残すことがあります。また、細かい血管は対応できません。 レーザー治療は、硬化療法で必要であった治療後の圧迫も必要ありません。 「網目状静脈瘤」、「クモの巣状静脈瘤」は、ふくらはぎなど目立つ場所にできることが多いため、きれいに治療することが重要です。 きれいに治療するために、ロングパルスYAGレーザーによる治療をお勧めします。 皮膚の外から照射する皮膚照射レーザー治療で、短い時間で治療可能です。 体への負担が少ない治療法です。日帰りの治療が可能です。
下肢の静脈がコブ状に膨らんだ状態を「下肢静脈瘤(伏在型静脈瘤)」といいます。 下肢の静脈には、弁があり、血液の逆流を防いで、血液を心臓に戻しています。 弁が壊れて機能不全を起こすと、血液が静脈内に留まり、コブ状になり、血液の循環ができなくなり、多くの症状を引き起こします。 足のむくみ、だるさ、重さを生じます。 血管が浮いて見えます。 進行すると、太い血管が、蛇行してコブ状になります。 色素沈着や皮膚炎を生じ、皮膚の硬化、ただれとなり、潰瘍を形成することもあり、治療が難しくなります。 「網目状静脈瘤」、「クモの巣状静脈瘤」は、「下肢静脈瘤」に伴って出現することがあります。 青色や赤色の細かい「網目状」、「クモの巣状」の血管が皮膚に透見されるものを、「網目状静脈瘤」、「クモの巣状静脈瘤」と言います。 「下肢静脈瘤」に伴わず、単独で生じる場合もあります。 ホルモンの関与による毛細血管の拡張が原因で、加齢に伴う、静脈壁や周囲支持組織の変化も関与します。 「網目状静脈瘤」、「クモの巣状静脈瘤」は、単独では症状はありません。 症状がない場合は、放置しても構いません。 整容的に気になる場合は、レーザーで治療できます。 症状を認める場合は、「下肢静脈瘤」を伴っている場合があり、検査が必要です。 「下肢静脈瘤」の治療が必要になる場合もあります。
キャンデラ社のロングパルス YAG レーザーです。 医療脱毛、色素性疾患用のレーザー装置ですが、血管性疾患にも効果があります。 血管性疾患に対しては、血管性疾患専用の「スペシャルティ ハンドピース」を装着して照射します。 ロングパルス YAG レーザーは、深達性(皮膚の深くまで効果がある。)があり、比較的太い血管にも反応します。 「網目状静脈瘤」、「クモの巣状静脈瘤」に、効果を認めます。 皮膚の表面を保護する冷却ガスを噴射する装置が付加されています。 DCD(Dynamic Cooling Device)というシステムで、照射する部位を冷却し、合併症の熱傷を予防します。 *トピックス「GentleMax Pro Plus 脱毛・色素疾患・血管用レーザー」」も、ご参照ください。
保険取扱疾患
色素性疾患
太田母斑(青あざ)
異所性蒙古斑(青あざ)
外傷性色素沈着症
血管性疾患
毛細血管奇形(単純性血管腫)(赤あざ)
乳児血管腫(いちご状血管腫)(赤あざ)
毛細血管拡張症
自費取扱疾患
老人性色素斑(シミ)
脂漏性角化症(隆起のあるシミ)
肝斑(両頬の色の薄いシミ)
炎症後色素沈着
雀卵斑(そばかす)
黒子(ほくろ)
色素性母斑(黒あざ)
扁平母斑(茶あざ)
刺青(いれずみ)の除去
アートメイクの除去
血管腫(老人性血管腫)
ケロイド、肥厚性瘢痕
にきび跡の赤み
Vビーム抵抗性の血管性疾患 ロングパスル YAG レーザーによる治療
網目状静脈瘤、クモの巣状静脈瘤
静脈湖
隆起性疾患・他
隆起病変、隆起性母斑(汗管腫、線維腫、軟線維腫、表皮母斑など)
尋常性疣贅(いぼ)
血管拡張性肉芽腫
外傷、熱傷による瘢痕
にきび跡の凹凸
医療脱毛