診療内容

下記の疾患を取扱います。
患者様に寄り添った治療を行います。

保険取扱疾患

血管性疾患

正中部母斑、サーモンパッチ(顔面)、ウンナ母斑(後頚部)

顔面の中央(おでこの中央、鼻の中央、鼻の下の中央)、上眼瞼(まぶた)の内側1/3、後頚部の中央に存在する平坦な赤いあざです。通常の毛細血管奇形(単純性血管腫)と異なり、自然消退することがあります。経過を見る場合と積極的にレーザー治療をする場合があります。

正中部母斑、サーモンパッチ(顔面)、ウンナ母斑(後頚部)のイラストです。
正中部母斑、サーモンパッチ(顔面)、ウンナ母斑(後頚部)のイラストです。

スタージ・ウェーバー症候群

顔面片側の広い範囲のあざは、同じ側の脳内に石灰化、血管病変を伴うことがあり、神経症状や緑内障を発症することがあります。顔面片側の広い範囲にあざを認める場合は、頭蓋内の精査が必要です。また、眼科受診が必要となることがあります。

クリッペル・トレノーネイ・ウェーバー症候群

四肢片側の広範囲なあざは、放置すると、思春期以降に、結節形成や静脈瘤を形成することがあります。同側の肢の肥大と延長を認める場合があります。整形外科受診が必要となることがあります。