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顔面に多発するシミです。 顔面の中央(頬部~鼻)を中心に、左右対称にできる不規則な形をした茶色の小斑点状のシミです。 直径3~5mm程度の平坦なシミです。 色の濃さは淡い褐色から濃い褐色まで個人差があります。 顔面以外に、頚部、胸部、上肢に認める場合もあります。 雀(スズメ)の卵殻の模様に色や形が似ていることから、雀卵斑と呼ばれています レーザー治療により、良好な結果が得られます。
幼児期(5~6歳頃)より出現し、思春期(16~18歳頃)に最も濃くなります。 年齢とともに色が濃くなり、数が増えます。 思春期以降は、改善することがありますが、改善の程度は個人差があります。
遺伝的な要因に、紫外線の曝露が加わり生じます。 ホルモンバランスも影響します。 女性ホルモンがメラニン色素産生に影響を与えるためです。 白人や、色白の日本人にできやすい傾向があります。 白い皮膚は、紫外線の影響を受けやすいためです。
常染色体優性遺伝という強い遺伝的傾向があります。 家族内で発生します。 老人性色素斑(通常のシミ)とは異なり、遺伝的要因によって生じるため、完全に予防することは難しいです。
紫外線の暴露が雀卵斑(そばかす)の発生、数の増加、濃さに影響を与えます。 紫外線は、メラニン色素を産生する細胞(メラノサイト)を活性化します。 紫外線に浴びやすい部位に雀卵斑(そばかす)は多く発生します。 顔面以外に、頚部、胸部、上肢にも発生します。 夏に濃くなる傾向があります。秋、冬に薄くなります。 雀卵斑(そばかす)の色が、季節により変動するのは、紫外線の影響です。
レーザー治療により、良好な結果が得られます。 新しいピコ秒 YAG レーザーによる治療を強くお勧めします。
高出力の強いレーザーによる治療が最も効果的です。 少ない照射回数で治療が可能です。通常、1回の治療で概ね治癒します。 1週間のダウンタイム(ガーゼ または テープの貼付)がありますが、確実に除去できる治療法です。 治療後の副作用の出現に個人差がありますので、必ず、テスト治療から始めます。
従来、Qスイッチレーザー(Qスイッチルビーレーザーなど)が、広く使用されていますが、新しいピコ秒 YAG レーザーによる治療を強くお勧めします。 レーザー治療では、色素沈着や色素脱失などの副作用を生じることがあります。 ピコ秒 YAG レーザーは、副作用の発生頻度の少ない治療が可能です。 *詳細は、レーザー装置「ピコ秒レーザー」の項目を、ご参照ください。
外用薬、ビタミンC、ハイドロキノンを使用します。 内服薬、ビタミンC(シナール)、ビタミンE(ユベラ)、トラネキサム酸(トランサミン)を服用します。 抗酸化作用とメラニン色素産生抑制作用があります。
光治療(IPL)は、広範囲の波長の光を弱く照射する方法です。 複数の肌トラブルに同時に効果のある、ダウンタイムのない治療です。 トーニングは、レーザー光を弱く、繰り返し照射する方法です。 色素を破壊するのではなく、色素の排出を促進する、ダウンタイムのない治療です。 いずれも、ダウンタイムの取れない場合には、有用な治療法ですが、複数の治療回数を要するにもかかわらず、完全な除去をすることはできません。 ダウンタイムが取れる場合は、高い出力のレーザー治療をお勧めします。 レーザーは、単一波長の強いレーザーを照射し、ターゲットとなる色素には強く反応し、ターゲット以外の周辺の組織は傷めないという特長があります。
保険取扱疾患
色素性疾患
太田母斑(青あざ)
異所性蒙古斑(青あざ)
外傷性色素沈着症
血管性疾患
毛細血管奇形(単純性血管腫)(赤あざ)
乳児血管腫(いちご状血管腫)(赤あざ)
毛細血管拡張症
自費取扱疾患
老人性色素斑(シミ)
脂漏性角化症(隆起のあるシミ)
肝斑(両頬の色の薄いシミ)
炎症後色素沈着
雀卵斑(そばかす)
黒子(ほくろ)
色素性母斑(黒あざ)
扁平母斑(茶あざ)
刺青(いれずみ)の除去
アートメイクの除去
血管腫(老人性血管腫)
ケロイド、肥厚性瘢痕
にきび跡の赤み
Vビーム抵抗性の血管性疾患 ロングパスル YAG レーザーによる治療
静脈湖
隆起性疾患・他
隆起病変、隆起性母斑(汗管腫、線維腫、軟線維腫、表皮母斑など)
外傷、熱傷による瘢痕
にきび跡の凹凸